最終更新日 |
■ 掲示板の記録・・記事No.224 Re:保温器 続報!・・・やりましたね!!!・ ■ 引火性の件 |
224 この記事にコメント Re:保温器 続報!・・・やりましたね!!!・・・それはますます・・凄い!! & 引火性の件 阿部/ブレニー技研 2002/02/09 04:21 ntt1-ppp420.gunma.sannet.ne.jp > > 保温器の続報です。 > > 室温15℃。この状態では、40W電球5個100V直結では、軽く40℃近くまで上がってしまうことが判りました。やはり、電球の並んでいる長さ方向の中間に、12Vファンを5Vで回して、対流させるのは効果があります。 > > スライダックで、60Vから65Vに電圧を落とすと、容易に23℃位をキープします。 > > 例えば、保温器(段ボールのボックス)全体に、毛布を掛けるなどして、本体を保温して、気密性をあげると、もう少し電圧が低くても安定するのではないかと思います。 > > > ボックス--オーブン--循環式熱風乾燥炉--恒温BOX--とでも言うのでしょうか > 寸法の大きさを考慮すると・・・すばらしいの!!!・・賛辞&賞賛・賞賛です!!! > > > 初歩的な質問かもしれませんが、エポキシ樹脂が硬化する際の「蒸気」といいますか、ガスですね、それって、やはり引火性があるのですよね?
***************** 万一・・火災の時は・・・土&砂を掛ける!!!・・・***********************************
文脈からのお答えとしては・・・・・引火性は有りません。ご質問の主旨は・・・引火性と言うより、発火または着火性に近い意味合いでの懸念を意味しているのではと思います。
また、白煙---蒸気は・・・硬化剤のアミン蒸気で・・・未変性タイプ・・どちらかと言いますと・・ストレートアミン類の可能性ではと思います。
反応して、高温での中焦(こげる)での・・発煙は・・・臭いとともに・・樹脂が褐色にこげ、ともすると、青っぽい煙かもしれません。
ただ、よほど反応性の高いものでないと・・・発火までには至らないか、石油缶程度以上の量でないと発火までは無いような気が致します。
30年近く実際にエポキシ樹脂に携わっておりますが、200Kgドラムに廃棄する主剤と硬化剤を適当に入れ、反応してしまった時・・・発煙&発火の緊迫感を体感しましたが、砂を大量に入れ、発火は防ぐことが出来ました。
また、先輩方より、エポキシプラント何らかの反応?ミスで・・・原料が天井まで飛び散ったとか、施工中に作業者のたばこ?がもとで・・・一面・・火の海とか-----聞いてはおりますが-----小生は遭遇したことがありません。---エポキシ樹脂に引火というより、溶剤に引火したのだと思います。
反応温度が・・・高温とならないで・・・白煙が見られる場合・・・恒常的に吸引することの方を注意されればと思います。 毒性がそれほど強いとは思いませんが・・・農薬噴霧用の作業用防毒マスクをされた方が慢性毒性対策となります。
> > 保温器の気密を上げると、ガスが充満するわけですから、ちょっと心配になりました。 > > ガスのみならず、硬化した樹脂の引火点など、技術情報がありましたら、教えて下さい。 > > よろしくお願いいたします。
引火点と発火点の事例では、ガソリン(-40℃引火点、発火点300℃)、灯油(40〜60℃引火点、発火点約260℃) エポキシ樹脂の主剤は・・引火点は200℃以上・・おおよそ・・250℃程度、硬化剤は・・70℃〜200℃・・おおよそ100℃以上
ですので・・・通常のご利用で、火気厳禁ですが・・・直火で燃やさなければ・・・引火して燃えることは、まず無いと申し上げると・・・問題?
また、硬化剤したものは・・・400℃以上でも、発火せず、やはり、直火・裸火に直接さらさなければ・・燃えないと思います。
詳細は、個々のMSDS(製品安全データーシートをご参照されればと思います。)
*********** 万一・・火災の時は・・・土&砂を掛ける!!!・・・***********************************
> > 了解致しました。 > > まず、硬化剤系統は第3石油類で、主剤系統は第4石油類でしょうし、直火に当てなければ、火災の危険性はまず無いと > 思いますが、別途、ご一報致します。 |